2021-06-03 第204回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
経済産業省としても、IT・データ分野を中心に、専門性や実践性の高い教育訓練講座の普及に向けた第四次産業革命スキル習得講座認定制度の運用、全ての社会人が備えておくべきITに関する基礎知識を習得するためのITパスポート試験の実施などを通じた学び直しの推進にも取り組んでいるところであります。
経済産業省としても、IT・データ分野を中心に、専門性や実践性の高い教育訓練講座の普及に向けた第四次産業革命スキル習得講座認定制度の運用、全ての社会人が備えておくべきITに関する基礎知識を習得するためのITパスポート試験の実施などを通じた学び直しの推進にも取り組んでいるところであります。
このため、あらゆる人材がITスキルを身に付けられるよう、ITに関する基礎的な知識を習得するためのITパスポート試験や、年間約四十万人が受験する情報処理技術者試験などを実施しています。また、AI、データ等の先端分野の高度な能力を習得できる講座を認定する第四次産業革命スキル習得講座認定制度を通じて、先端分野に対応したIT人材の育成にも取り組んでいるところであります。
基本的には社会人向けのITパスポート試験でありますけれども、それを言わば援用して、一部の大学で単位認定として使っていただいているような例もございます。 さらに、同じくIPAで実施しております若年層のトップクラスのセキュリティー人材の発掘については、国立高等専門学校機構と協力して参加者募集などを実施しておりまして、こうした形で文部科学省と人材の育成について連携を進めております。
また、ITを利活用する全ての社会人が備えておくべきITに関する基礎的な知識を習得するために、ITパスポート試験を実施をしております。ことし四月から、AIやIoTなど、第四次産業革命に対応した試験内容に拡充したところであります。 経産省としては、これらの取組も通じて、引き続き、関係省庁や産業界とも連携しつつ、IT人材の不足に向けて対応をしてまいりたいと思います。
例えば、ITパスポート試験について、ことし四月から、新たな技術であるAIやIoTなど、第四次産業革命に対応した試験内容に順次拡充しているところであります。